童謡

【アーカイブぷらす】ふるさとのわらべ唄 <15> かくれんぼする者

 子どもたちが「かくれんぼする者よっといで」と人を集め、教室や運動場でかくれんぼして遊んでいる。  勤め先の学校で職員に聞いてみた。山口市出身の古西哲也さんは「かくれんぼする者この指とまれ 早くしないと逃げちゃうぞ」、下関市出身の田中理恵さんは「かくれんぼする者この指とまれ 早くしないと電気が切れる きっきっ切れた ろうそく一本つけた 指切った」と歌って始めたという。「逃げちゃうぞ」「指切った」までに来ないと仲間に入れない。人集めの仕組みが巧妙である。

童謡|日本史上最強の“ドレミファソ”『すかんぽの咲く頃』

 山田耕筰は大正7年に東洋人初でカーネギーホールで演奏会を行い成功させた天才です。本人が音楽ができるので、子ども向けとはいえ書く伴奏(どのみち伴奏が大人……)が難しいと評判ですが……。  北原白秋は稀代の詩人です。しかも、最初は日本語の持つリズムとイントネーションにこだわるあまり、当初は、詩に五線譜メロディーをつけるのを良しと思っていませんでした。  今朝も通って またもどる すかんぽ すかんぽ 川のふち  夏が来た来た ドレミファソ ……そのまま、ドレミファソって。

童謡|11月17日、竹村忠孝さんを偲ぶ会から

 昨年11月、童謡の研究科竹村忠孝先生が他界され、先日偲ぶ会が小田原で行われました。

ふるさとのわらべ唄<8>風鎮祭 杵崎様

ふるさとのわらべ唄 戎谷和修<8>風鎮祭 杵崎様 八月末から九月にかけての旧暦二百十日ごろ、風鎮祭が行われていた。周防部では光市室積の杵崎(きざき)神社が風の神として祀(まつ)られているので、多くの場合「杵崎様」と呼び、山で火を焚(た)いた。松明

童謡|童謡日帰りバスツアー千葉③|物語の世界を楽しむ「月の沙漠」

童謡「月の沙漠」は、画家の加藤まさをが歌詞を担当しています。記念館と、すぐそばの浜辺には月の沙漠の唄の中の登場人物である王子様と王女様の像があります。こころなしか、加藤まさをの書く人物の顔立ちに似ている気がします。

童謡|童謡日帰りバスツアー千葉②南の島の父を思う「里の秋」

バスツアーの昼食は重要 食事はみんなで「オークラアカデミアパーク」お弁当、昼食をいただきました。ツアーにおいしい昼ご飯は重要です。参考:「オークラアカデミアパーク

童謡|童謡日帰りバスツアー千葉①最初はぽんぽこじゃなかった「証城寺の狸囃子」

5月26日(日)、童謡バスツアーに行ってきました。

ふるさとのわらべ唄<6>盆踊り

その昔の、日本の祭りの日というのは出会いの場で、そこで良い関係になったカップルはその場からスイっといなくなっちゃう……なんてこともあり……。色恋事は、本来は大らなだった我が国。

ふるさとのわらべ唄<5>とんぼとり

トンボさん、トンボさん 夏の暑い日、稲穂が伸びて田んぼは柔らかな緑色が続きます。そんな田んぼに風がサーッと通っていくのが見えます。稲穂が波のようになるのです。

ふるさとのわらべ唄<4>虫送り

100㎞違うと文化が違う  今回のお話は、虫送り。田植えが終わって虫を追っ払って五穀豊穣を祝うお祭りです。    今は、大手の飲食店とかができて、画一的なデザインで、田舎はどこもいっしょだけど、本来は100㎞住んでいる場所が違うと