祭りの唄

【アーカイブぷらす】ふるさとのわらべ唄 <14> 亥の子唄Ⅲ(沖家室)

炉開きを亥の子の日に行う風習が各地に残っている。周防大島町沖家室では今年も旧暦十月の亥の日(十一月十三日)に亥の子祭を行う。子どもが少なくなり、祭りとして行われるようになった。正月を迎える祭りといわれ、この日からこたつを出す。  沖家室には「いちぶ にぶの木」「ござったござった 亥の子様がござった」で始まる大黒舞など、いろいろな唄が歌われている。

【アーカイブぷらす】ふるさとのわらべ唄<13>亥の子唄Ⅱ(亥の子餅をつかんもんは)

 秋のお祭りは五穀豊穣を感謝し祈るお祭りか、無病息災、子孫繁栄を祈るお祭りが多いようです。 「亥の子祭り」を全国的にみると、関西から西の地域に伝わる子孫繁栄を祈る祭りで、四国にも祭りの様子を見て取れます。 京都の和菓子屋では、猪を模し

【アーカイブぷらす】ふるさとのわらべ唄〈12〉亥の子唄Ⅰ(一で俵ふんまえて)

十月に入ると、色紙や短冊で飾った竹を担ぎ「祝い込め」と言いながら、亥(い)の子を搗(つ)いて回った。県内では多くの所で、「大黒舞」の唄が亥の子唄として歌われている。

ふるさとのわらべ唄<8>風鎮祭 杵崎様

ふるさとのわらべ唄 戎谷和修<8>風鎮祭 杵崎様 八月末から九月にかけての旧暦二百十日ごろ、風鎮祭が行われていた。周防部では光市室積の杵崎(きざき)神社が風の神として祀(まつ)られているので、多くの場合「杵崎様」と呼び、山で火を焚(た)いた。松明

ふるさとのわらべ唄<6>盆踊り

その昔の、日本の祭りの日というのは出会いの場で、そこで良い関係になったカップルはその場からスイっといなくなっちゃう……なんてこともあり……。色恋事は、本来は大らなだった我が国。

ふるさとのわらべ唄<4>虫送り

100㎞違うと文化が違う  今回のお話は、虫送り。田植えが終わって虫を追っ払って五穀豊穣を祝うお祭りです。    今は、大手の飲食店とかができて、画一的なデザインで、田舎はどこもいっしょだけど、本来は100㎞住んでいる場所が違うと