テレビの「8時だよ!全員集合」で放映されて以後、子どもはほとんど例外なく「最初はグー」でジャンケンを始める。 昔は「ジャンケンホー」「ジャンケンホイ」「じゃんけんぽん あいごでしょ」「いんじゃんほい ちっけった」「ジャスケスもってスッチャラホイ」など、いろんな言葉でジャンケンをしていた。例えば、周防大島町平野では「ジャンケンポン」を「シャイシャイシャイ」と言っていた。 また、「お寺の和尚さんがカボチャの種をまきました 芽が出てふくらんで花が咲いたらジャンケンポン」や「ジャンケンもってすっちゃらほい…」「ジャンケンじゃくろがはちわれて…」などと、さまざまな唄にジャンケンが付いていた。
遊びの唄
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【アーカイブぷらす】ふるさとのわらべ唄 <16>最初はグー ジャンケンポン
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【アーカイブぷらす】ふるさとのわらべ唄 <15> かくれんぼする者
子どもたちが「かくれんぼする者よっといで」と人を集め、教室や運動場でかくれんぼして遊んでいる。 勤め先の学校で職員に聞いてみた。山口市出身の古西哲也さんは「かくれんぼする者この指とまれ 早くしないと逃げちゃうぞ」、下関市出身の田中理恵さんは「かくれんぼする者この指とまれ 早くしないと電気が切れる きっきっ切れた ろうそく一本つけた 指切った」と歌って始めたという。「逃げちゃうぞ」「指切った」までに来ないと仲間に入れない。人集めの仕組みが巧妙である。
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ふるさとのわらべ唄<11> さよなら三角②
ネタで使われる「禿げおやじ」今回のお題も、前回に引き続きさよなら三角。地域ルールでさまざま歌詞の内容が変わっていく唄は、今回のご紹介する唄の歌詞でなじみがあったかと思います。
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ふるさとのわらべ唄 <10> さよなら三角①
「昔は学校や遊びの帰り道でよく歌っていた」と誰もが言う唄である。山口市鋳銭司の内田伸さんは「別れるときに『さよなら三角また来て四角 四角は豆腐 豆腐は白い 白いはおしろい おしろいはくさい くさいはへ へはぷっぷ』と歌った。最後に互いにけつ(お尻)をたたいてね。『へはぷっぷ』とやったね」と話す。
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ふるさとのわらべ唄<9>隣の学校ぼろ学校
ふるさとのわらべ唄 戎谷和修 <9>隣の学校ぼろ学校 二学期が始まり、子どもたちが元気に登校している。今も昔も彼らは学校が大好きである。
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ふるさとのわらべ唄<7> ゴリ捕り
ふるさとのわらべ唄 戎谷和修<7>ゴリ捕り 子どものころ、海にはさまざまな魚がいて、その群れの中を一緒に泳いだり、じっとしている魚を水中鉄砲で撃ったりしていた。川にはメダカ、川エビ、ドジョウ、フナ、ウナギ、ゴリなどがいてずぶぬれになって捕っていた
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ふるさとのわらべ唄<5>とんぼとり
トンボさん、トンボさん 夏の暑い日、稲穂が伸びて田んぼは柔らかな緑色が続きます。そんな田んぼに風がサーッと通っていくのが見えます。稲穂が波のようになるのです。