田舎の話、昔の話

とある地方都市と地域の伝統文化の話・3|伝統文化はなぜ守らないといけないのか?「文化」はインフラと考える

 そもそも「その価値観」がなければ…「よく、年を取ったら田舎でゆっくり暮らすっていうのあるけど、 僕は嫌だね。 田舎で暮らすのは、考えられないんだよ。 物を持たないで暮らすのは幸せだろうか」

とある地方都市と地域の伝統文化の話・2|学歴と教養は、残念ながら比例する

取材をする側に立つと、する側の人間同士で、時折こんなことも話題に上がっていました。「相手の深い話を引き出そうと思うと、 こちらも”深いモノ”を持ってないと、相手の”本当”は出てこないよね」と。

とある地方都市と地域の伝統文化の話・1|豊かな街の構造は製造業にあり

2023年11月12日に周南市(旧新南陽市)和田地区の「三作神楽」の式年祭がありました。  式年祭りは6年に一度行われます。

木桶による発酵文化サミットin東京@渋谷ヒカリエ

【木桶による発酵文化サミット@渋谷ヒカリエ】l山口県の醤油蔵、桑田醤油の桑田さんが渋谷のイベントに参加されるというので、聴きに行った。「木桶醤油で世界を目指す」という、座談会。このシリーズ、通しで聴けばよかったな~、と思いました。

日々雑記|父の13回忌~うちの集落話

父の13回忌から。ここのところ、実家に帰ると、何か関連して身の回りに”何かが起こる”なぁ、と。覚悟して帰ったのだが、案の定でした。

日々徒然|何も持たない……シベリア抑留者の話

氏がふと話を始めます。 「シベリアは春になると、地平線いっぱいに芍薬が咲くんだよ。地平線がピンクに染まる。とても美しいんだ」聞くと氏は、シベリア抑留者だったというのです。 シベリア抑留と聞くと、私の地元山口県には郷土の画家、香月泰男の代表的なモチーフでした。のっぺりした冷たい泥の匂いがするグレースケール……。当時の私の中でも、シベリアと言えば、色彩がなくどこまでも暗いイメージしかありませんでした。

田舎の話|蓮華畑の思い出

東京のうちの近所は花好きの花好きな人が多くて、手入れした花壇とか、お花の鉢とか庭木で、年中なにか楽しめる感じになっています。 こないだ、近所のコンビニに買い物に行った際に、見つけた蓮華。プランターで蓮華を育てるお宅がありました。 「へぇ~、蓮華か~」

田舎話エトセトラ:1400年前への嫉妬

 日本国内には、地方でも1000年以上人が住み続けた地域があって、実家の集落もそうです。  私の実家のある山口県下でも、1000年以上続く古い地域は、5・6個くらいあります(もっとあるかな)。  その中の一つに1400年くらい続く神楽を伝承していた地域があって、くしくもテレビディレクターをやり始めのころ(当時はCATV)取材させてもらったことがありました。

日々雑記|深夜のお父さんドライバーに出会った日は、寒い夜だった

聞くとココの代行の受付時間は深夜2時まで。時間ぎりぎりでお客さんが乗り込んできて、随分遠くまで車を走らせることもあるそうです。私の車の運転席は代行さんにまかせて、私は助手席でふわんと酔った頭で代行ドライバーの話をしばらく聞いていました。 「実は、昼も仕事をしていて……」 それは大変だ。いつもですか? 「この時期のバイト代は子供にクリスマスのプレゼントを準備するのに使うんです」

日々雑記|古民家の実家で思うこと03…樹齢47年

今まですっかり忘れていたんですが、私が生まれたときに植えられた杉の木が我が家の山にはあります。何にするって、家の建材にする用です。私の記憶が正しければ、20本か30本くらいあったように覚えているんですが。