大人になると、物覚えは悪くなるし、すぐに忘れるし……本当に勉強とかできんの?
答えは、半年終わって見れば、「なんかできてる」感じですね。あと、全体的に、脳が、よりポジティブに変化していくと思います。
ただ、大人の学習方法には、やり方があるかと。
2020年に利用した学習方法などのまとめをざっと書いていきます。
1・大人の勉強方法
「勉強の仕方は勉強ができる人に聞く」
仕事上、化学・物理・生物を最低でも踏まえていた方が良い分野に足を突っ込んだので、……ついでなんで全部やるかと。化学、物理、生物は資料として参考書は購入していました。……とはいえ、学生時のように勉強時間とか取れないわけで、当然、かけた時間の無駄打ちは避けたいのです。
ただ、不肖私もすでに40代ということで、「記憶力が良いです」とはお世辞にも言えないお年頃に差し掛かってきています。
2019年末にちょっと新しい仕事に入るとき、短期記憶が相当やばいという自覚症状があったので、簡単な脳トレを少ししていました。それで、脳が意識すれば変わっていくな、という実感を得ました。同時に、脳は鍛えればどうにかなるのか、というのも頭の隅にありました。
……どうにかできないか……。
すると、たまたま、時々英語を見てもらっている井上さんからのアナウンスで、ジョセフさんの「頭の良い勉強方法」というコンテンツの紹介がありました。
くしくも、ジョセフさんは京都大学大学院卒しかも理系で研究されていて、かつ、危険物取扱者と薬剤師免許取得、トルコ在住でトルコ語も問題ない感じでらっしゃいます。
なんというか、ご自身の学問の専攻以外の「勉強の”ついで”
感」が面白く、非常に興味深く、どうみても「記憶する方法」とか「勉強する方法」など情報量が多い中、選択して、結果を自由にコントロールされてるなぁ、と感じました。
つまり、コンテンツの内容は情報が整理されていると、私は判断しました。
成績の良い人は、成績の出る勉強法をしている
実際に、ジョセフさんのコンテンツを購入してみてやってみることにします。ざっくり内容はメンタル編と具体的な手段偏。
上記の私の英語の先生の井上さんは、早稲田卒、上智大学博士課程で多言語可能で、
「〇〇という感じですよね」
というSkypeでの何気ない一言で、資料が出てきたりして、研究はそこまであるのか、と思うこともありました。認知解釈に言語は非常に強いよなぁ、といつも感心しながら、ヒントを得ていました。
ふまえて……。
ときどき、カフェとかで隣合わせる高校生(うちの近所に偏差値が70台の高校がある)がそういえばやっています。あれか、と思ってやると、なるほどなと思っています。効果があるんです。
つまり、偏差値が高い学校は、周りのお友達と、結果の出る学習法を自然にやってるんだなぁ、とも感じました。
その後、ジョセフさんとSkype授業でコンサルをうけます。
「とりあえず、化学・物理をどうにかできないか?」
「試験とかで受けるとかんじゃないけど、高校物理・化学を頭に入れるのは可能か?」など、基本的には私の無茶ぶり。
ただやってみると、学びなおしの化学は、まず覚える学問の印象でした。ただ、高校時代の認知感覚ではわかりませんでした。
理系関連は本当のところ最初は非常に苦手意識が高かったのですが、面白さが良く分かっている人にきくと、非常に整っていてわかりやく、飲み込みが早くなります。
2.問題は、自分に実力がつくか
ところで問題は、自分に実力が付くのかなんです。
ジョセフさんの勉強法からお気に入りを3点ほど抜粋してみます。
2-1・京大式カード
情報カードなんですが、100枚つづりで若干高め。ただ、このサイズ感と厚さが良いと声があるのです。それでやってみると、ご紹介の通りとても整理しやすいです(思えば京大卒の方だった……)。現在は300枚は超えましたか……あとは、繰り返し、復習が望ましい。
復習というよりか、数分見返すのを続けると、ずいぶん違います。
動画とか本を見て、まとめて、何度も見る感じ。ただ、問題点としては、まず作らないといけない点で、時間がかかります。
2-2.7回、同じものを見る
最近は、教育系YouTubeがたくさん存在するので、まず、これを利用しない手はないわけです。一度で分かった気になるのではなく、7回見てみる。
回数を重ねると、だんだん正しい情報が固定されて、抜けた情報が埋まってきます。
とりあえず、このタイプで化学はやってみると、いろいろと頭に入ってきます。
英語が基礎できていない印象だったのですが、意外と順調に頭に入り、なんとか会話上の組み立てができるようになったかしら、という感じ。
私の場合は、絵をやるのでよくよく思考が飛びますから、言語を勉強するにはちょっと、不向きだったんですけど。
2-3.ポモドーロテクニック
人の集中力10分程度しか持たないなら、疲れが来る前に、定期的に休みを設けてみます。
「25分+休み時間5分」を繰り返すやり方です。
ポモドーロとは、イタリア語で「トマト」の意味です。このテクニックの発案者のフランス人作家が愛用していたタイマーがトマト型のタイマーだったから、ポモドーロテクニックと名付けられたようです。
3・お部屋は最適化
子どもの学習方法は、親の権限下でないと変化することがないのかもしれないですが、大人の学習となると、自分自身のために「先生を選ぶことができる点」が違うかもしれませんね。
ただ、最近わかってきたことは、大人になってからの記憶というのはちょっと工夫が必要なようです。
ところで、ジョセフさんの「勉強法」テクニック一つで「いらないものを一切合切捨てる」っていうのもあって実践していたのです。東京にいる間は、すっきりしていていていいな、という感じがしたんです。
…こないだ、一週間ほど実家に帰って戻ってきた時に、うちの部屋に対して違う感触があることを感じました。
「私に合った最適化をされている」と。
そりゃ、効率も上がるはずだと。
帰郷した際、実家は古民家+増築部分で、広さだけは異常にあり、のびのびと使えるため、いらないものがたくさんあっても気にならないんですよね。
帰ってみた東京は、まだ狭い部屋なので、必要なものしか置いてないですから、まあスッキリ。勉強できる環境というのも、ありがたいことです。
参考:
英語の井上大輔さんのホームページ「武器としての多言語」
https://inouedaisuke.jimdofree.com/
ジョセフ・リオンさんのブログ
「トルコに移住した京都大学出身のリオンが超効率的な勉強法を教えるブログ」
https://toruko-neko.com/