日々雑記|宇宙の真理は実は単純。ただ、人が到達するのは困難。

とある雑談でその男性が言うには……

無意味にゴージャス感のスタバ……。

科学の宗教化

「この先生のところで勉強して……」

 プラズマ療法にかかわってかれこれ5年くらい。来年は大きな動きになりますよ、と、そんなお話を、顔見知りの男性にお話ししたところ、科学は○○先生のところで勉強したんだ、とおっしゃる。

……ん?

 その男性の言うことは、理路整然としておらず、私には、ごちゃごちゃしすぎていた。
 学ばれたという先生の話を、実際に動画で確認したけどどうもしっくりこない……。それに、もし、その先生の理論が正しければ、その先生、そもそも亡くなられてないでしょうよ……。

 多分科学の分野の宗教化って、難しくして、こうなるんだな、とか、しみじみ思ったりもした。
 そうして、ビジネス系の人は裏情報の確認って、基本的にしないから、そのまま拡散されるワケなんですよね……。(科学者も正しきを「分かりやすく」発信しないから、という罪もある……)

 宇宙の真理は、本当は単純。ただ、その単純さを見極めて実際の世の中に利用するのが、大変に難しいのだけど。

科学の意識

 科学でわかることって世の中の全部の5%。確かに、知れば知るほど何も分かっていないのが分かるし、世の中をつくりたもうた創造主に頭を垂れるしかない、と思います。
 プラズマ療法の教科書をつくるにあたり、最初に研究者の目線に合わせる必要があり、私自身も「科学は万能」なんて、通常イメージを払拭する必要がありました。
「なんだ、全部、違うんじゃん」
という思いに到達することになります。

 万有引力の法則。万物は地面に落ちていくのだけど、誰もどうしてそうなるのか分からない。科学の中では、そんな、理由は分からないけど何度もそうなるものに、法則と言う名をつけて、箱に入れて触らないようにしてしまうことがある。
(これ、とってもアーユルヴェーダ的だなとかもふと思う。アーユルヴェーダ医療大系には、やってることは、本当に訳が分からないけど確実に効果がある、と言うのがあります)

「科学は万能である」というファンタジー

 しかし科学をやってるふりをしている人も我が国は多く、「科学は万能である」と思っているのが、街の勘違いした開発屋さん。基礎部分が間違えているようなので、実際に世の中の役に立たなかったとか。

 一般文系は、「科学は万能である」と間違えた解釈を信じているのが、一般文系
 たとえば、コラーゲンがお肌に良いとかで食べるタイプのね。一回胃に入ると、胃酸で消化され、分解されるので、どこに使うかって分からないんですよね。
 日本の医療も、この類かもしれません。薬で人の体の複雑さには、対応できないでしょう。癌治療は、西洋側では、どう頑張っても組織を殺傷する発想から抜けることがありません。

 「科学は万能である」と思わす事を始めたのは、おそらくエジソンと仲間たちでしょうか……。

 で、実際の科学者は、「科学は事実確認の学問」で、学術的推論は常に変わるとしている。

 本当に科学を正確にとらえると、大きく社会貢献できる、というのはあるのですが……。
 便利なスマホやパソコンやインターネットは、「分かる5%」の科学のおかげ。(ネット上でも“分かりやすい言葉”が多く発信力が強いのは、だいたい文系で、発信者がそもそも、理系の学問が少ないと言うのはある)

 宇宙の真理は単純。でも、人が到達するなると、とても困難なこと。