- 目次:
- 1.科学認知の現状・1
- ちょっと困った日本の理系の日本語力のなさと人間的な意識
- マイナスイオンはファンタジー
- 2.電子(e–)と磁気と地磁気と生命
- 電子(e–) エレクトロン
- 火星に磁場がない理由
- 地球の地磁気は私たちの生命誕生にも関わります
- どうやって海は生まれたか
- 生命の定義は、情報発信をすること
- 3.科学認知の現状・2
- 自分の分野でしか満足しないエネルギー不足な科学者
- 科学を享受しているにもかかわらず、科学を軽視している精神論者
- 4.波動とは
- 波動とは炭素の六環構造から出る電子(e–)
- プラズマ療法では電子(e–)を取り扱っています
1.科学認知の現状・1
ちょっと困った日本の理系の日本語力のなさと人間的な意識
理系は一般に向けては、おおかた表現する日本語力が弱いので科学の事象を分かりやすく解説が困難です。なぜだか難解な言葉を使いたがります。論文作成がそうさせるにしても、解説の文章が日本が、なぜだか難解な言葉を使います。解説の文章が日本語として解読不能なときがあります。
マイナスイオンはファンタジー
「マイナスイオン」という言葉は、某大学の理系の先生がテレビ出演されて派生した言葉ですが、事物を正しく表現しておらず、そのようなものは科学的に存在しません。
おそらく、イオン結合の時におこるイオン化をおっしゃっているのだろうと推測されるのですが(前回参照)。科学を学ぶ者なら「マイナスイオンというものが存在しない」と誰でも知っていることです。
ところが、「マイナスイオン=体に良い」などとさらに良く分からない市民権を得て、マスコミを含めた一般人がさらに事実も確認せずファンタジーにいそしんでいるので(まれに、医師の著作にも「マイナスイオン」は登場しますが……)、理系的には「どうしようもない」……と、沈黙しているようです。
2.電子(e–)と磁気と地磁気と生命
エレクトロン(電子・e-)
滝とか自然とかで感じる「さわやかなもの」はエレクトロン(電子・e-)です。エレクトロン(電子・e-)は、物質と物質がぶつかると生まれます。打ち寄せる波、落ちる滝から、乾布まさつに至るまで、エレクトロン(電子・e-)です……。
地球は、液体のマントルと固体の核と地表が常にこすれあっている状態で、膨大な量の電子(e-)を発生しています。そうして、地磁気となり磁場を形成しています。これは、とても私たち地球上の生命にとって重要になります。
火星に磁場がない理由
同じ太陽系の中でも、火星は磁場がない星です。なぜなら、火星は月と同じように岩石の星ですから、大量の電子(e-)が発生せず地磁気がないのです。実は、それが分かったのは火星探査機を火星に送った時でした。
NASAの計画で、技術者たちは 火星に二機の探査機を下しました。昼の面と夜の面にです。昼間の活動エネルギーは太陽光発電で生み、夜は燃料を使ってモーターを回して発電する計画でした。
しかし、実際に夜になると発電されずに、探査機は停止してしまいます。探査機が機能しなくなったのかと誰もが思いました。その探査機は、昼になると太陽光発電で活動を始めるのでした。壊れていないのです。夜になると同じように稼働しません。調べてみると、火星には地磁気がないのです。
地球では成り立つ力を生み出す「フレミングの左手の法則」が火星では成り立たず、地球の常識が通用しなかったんです。磁場が何しろありませんから。
「磁場がない」という火星の常識の確認に、それでもかなり時間がかかったようです。
ちなみに、「法則」というのは10回やってそうなるものを「法則」と言います。例えば、「万有引力の法則」とかは法則の中でもおなじみです。「物が落ちる」しかし、「なぜそうなるのか」は分かっていません。意外と分からないうえに成り立っているのが、科学の現場ではよくある話のようです。
地球の地磁気は私たちの生命誕生にも関わります
50億年前、太陽系が生まれたと言われています。太陽系の誕生には、諸説あり、その一つが、こと座のベガが爆発してその爆発が太陽のそばにあった塵に影響したということです。(今では、銀河同志が衝突して、という話もあります)
爆発の影響で太陽周辺の塵同志がぶつかり合い、大きくなっていきます。ぶつかり合うと、大きい方がプラス小さいほうがマイナスに帯電し、次第に集まるようになるのです。最終的には惑星のサイズになっていきました。
どうやって海は生まれたか
生命誕生に、海と電子(e-)は欠かせません。
以前、海の水は彗星がぶつかって持ち込まれたものだろうと考えられていました。ところが、日本の調査衛星ハヤブサが彗星の水を持ち帰り、この説をくつがえします。持ち帰った水が、海の成分とは別物だったのです。
形が整った地球に、大きな惑星がぶつかってきます。ジャイアント・インパクトです。ぶつかってきた大きな惑星にはテイアと名前がついています。ギリシア神話で月の女神セレネの母親の名前です。その名の通りこの衝突で月が生まれます。
ぶつかったエネルギーで表面の岩が解けました。角度が正面からでなかったため、粉々は避けられたのですが地軸がずれているのも、惑星テイアの衝突によるものだと言われています。
月の岩石の年代と地球の岩石の一番古い年代を比べた時に、衛星である月のほうが5億年古いのですが、これは惑星テイアの衝突で地球上の岩が解けてしまっためで、5億年は地表が冷えるまでにかかった時間になります。
内部は岩が解けて、ぶつかり合い膨大な電子(e-)が発生します。
岩が解けると同時に岩石内に存在していた結晶水(H₂O)が空中に出され、雨となって降り注ぎました。
当時の海の温度は300℃、大気は800℃ともいわれています。今の大気 (1気圧、25℃) では水は沸点が100℃ですが、当時はとても気圧が高いので水の沸点が高かったのです。
雷が発生して常に落ちていて、落ちる音は大気に響き渡ります。これが振動として残ります。この地球の振動は、発見者の名を取りシューマン振動と言います。
生命の定義は、情報発信をすること
高い気圧と高温、地磁気が起こす磁場とシューマン振動の中、興味深い物質が生まれます。それが炭素の六環構造です。物質の形が変わると性格が変わったりするのトライポロジーという分野があるのですが、その学問の解釈では六環構造では電子(e-)が湧いてきます。エネルギーのとも物質とも呼べない状態です。
そして、その六環構造がに五環の構造が付いたものが現れます。拳銃のトリガーを引いたように、電子(e-)を発信するような物質になります。物理科学の世界で生命の定義をすると「情報発信」すること。「ここにいるよ」と。そうすると、だんだん物質が集まってきます。
これが電子を与える物質「電子供与体」となります。
結果的に私たちのDNAの物質アデニンになります。
また、炭素の六環構造だけの物質は「電子供与体」で発信された電子を受け取る「電子受容体」となります。
DNAは、アデニン、グアニン、チミン、シトシンと四つの物質で成り立っていますが、このうち炭素の六環と五環がくっついたアデニンとグアニンが電子を発信する電子供与体で、六環だけのチミンとシトシンが、電子受容体になります。DNAは、アデニンとチミン、グアニンとシトシンが必ず対で水素で結合しています。
3.科学認知の現状・2
自分の分野でしか満足しないエネルギー不足な科学者
ことに日本では、 研究者も専門性が深いが人間社会での世界観が狭いために、 自分が一番で他の現象を認めない(または見えない)といったような傾向が強い印象があります。
隣の分野を知らないために謙虚さがなく、本質の「事実確認をする」ことを見失っている方が、ちらほらいらっしゃるように見受けます。
日本にも余裕のある研究者には、ドイツのようなマイスター制度にトライしていただきたいものです。三つの分野で博士号を取るなどの文化が欲しいところです(たとえば、医療、化学、工業のミックスとか)。
どんな分野でも、日本の権威は常に新しいモノの足を引っ張るのが最近のお家芸のようで非常に残念なところです。
科学で分かっていることは、世の中のたった5%です。科学や開発に真っ向から向き合っている研究者や開発者はそれが良く分かっています。
科学を享受しているにもかかわらず、科学を軽視している精神論者
精神論者は、よく科学をバカにしている傾向があります。振り返れば、自分が生まれたことは車は走っていましたし、電気はつながっていたし、テレビは面白いことをやっていたでしょうから。
それは、できるところの5%の科学を積み上げてきた結果だという認識すらないことでしょう。
今でも、人は分かっている5%で人間は空を飛んだり車に乗ったり、良く分からない平たい板状のスマートフォンや、PCで世界中の人と話したり、工場から生産される洋服を着たりして裸をさらけだすことは、避けているわけです。
もし、精神論だけで世界が変えられるなら、実現可能なところを力のある方は想念していただきたいとも感じます。ただ「想念」というものは、実は自分が生きて認知できるところまででしかできないものです。
3000年も前からある先人の知恵が生きていた時と、今と違うことがあります。
自らの意思で、能力の有無関係なく飛んで住む地すら変えられること。南国の食べ物が北部でも食べられること。世界中での放射能の問題(普通に電気を使っていると被ばくしますし、トリチウム汚染水は全世界規模で、日本だけの問題ではありません)。インターネットがあること。スマホで決済ができてしまうこと。
それらの現状を明らかに見えてないと、生きる実力とも言えないでしょう。
地球も生き物で、私たち人間は地球の細胞一個でしかありません。人間は、他の生物と違い、道具を作りだすことができる生物でもあります。そういう意味でも、科学というのは必然であるでしょう。
4.波動とは
波動は炭素の六環構造から出る電子(e–)
あの人は良い気の持ち主だとか、波動が高いとか低いとか言いますが、「波動」というのは、科学的にも解説できます。
先ほど述べた、炭素構造の六環が波動の正体です。もわんとエネルギーで電子(e-)。そして、五環とくっついた電子供与体で、電子(e-)が打ち出ていくのです。人の出す波動の正体ですね。
これがDNAの遺伝子のすべてにあります。人の遺伝子は、約31億対でこれはぜんたいのDNAの2%です。
機嫌の悪い時は、その60兆個分の細胞のDNAが「調子悪い」と信号を出していて、逆に機嫌が良い時には「ご機嫌です」と波動を出しています。
いつも、自分の機嫌を自分で取るというのは、科学的な波動の観点からしても、とても世の中のためになります。その逆というのは、社会の迷惑にもなるので、いなくてもいい存在になってしまうかもしれませんね。
そはいえ、いつも良いことばかりではないのが人間です。きっと、機嫌良くいるというのも、人のこの世の修行だとも言えるかもしれません。
プラズマ療法は電子(e-)を取り扱っています
プラズマ療法で、注目している点はここまで説明してきた電子(e-)です。電子(e-)を大量に体に届けることにより、免疫力を高めて細胞を元気にしようとしています。
そのうちの、プラズマパルサーでは、電気を使います。電気には、電子(e-)「エレクトロン」と電子(e+)「ポジトロン」が通っているため、体に必要でない電子(e+)の「ポジトロン」をアースで99.9999%捨てています。
この二種類の電子の話は、また後日。
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