穀菜食|なにを食べているんですか



1.穀菜食 よくある質問

そんなに食べられなくて、何を食べるんですか

 よく言われるのに「何をたべるんですか」私も不思議です(笑)だって、お肉おいしいと思って食べていましたからね。

2015年いつしかの晩御飯、ほうとう風うどん

「そんなに食べられなくて、何を食べるんですか?」と、問われるのですが、食べる物は結構ありますよ。まず、ごはん。お味噌汁、豆類、たくさんの種類の旬のお野菜。それから、季節の果物。
 お出汁は昆布かわかめ、切り干し大根、干しシイタケとか、水につけて冷蔵庫に入れておくと、簡単にできたりします。出汁を取った後の昆布とかシイタケは量の3倍の水、お醤油大さじ1で煮つけると、おいしいご飯のおかずになります。

「動物性はまったく食べないんですか?」
 と言っても、表に出てしまえば、かつおだしは当たり前ですし、パンの中には牛乳と卵がはいっているし、時々チーズは食べるし、まったく摂っていない訳では無い訳で。「う~ん、今は食べられるのかな」と、たまに間違えて一口だけ食べてみたりするけど、それで終わり。食べれなくなるので。ただ、なんだかやりすぎると、その後にいろいろと現象が起こるので若干辛いですかね。

ヴィーガンで、体を壊す人がいるけど……

良く作る常備菜

 肉を取る人と、一般の体を壊すと時々記事に上がって話題になるヴィーガンとかベジタリアンとかの人と、私の差は、次の食品はやたらと食べてる点でしょうか。
 タンパク質不足って言われますけど。圧倒的に豆とかナッツとかはやたら食べてますね。あと、海藻、ヒジキとかワカメとか昆布とか結構な量です。良質な脂(ごま油、オリーブオイル:オメガ6、えごま油:オメガ3)も取ってます。意外と塩分多いです。梅干しの塩分濃度は20%に近いもの。

 何も考えずに食べていた時に選んでいたものと、今の私が選んでいるモノ。上記が特に違う食材です。

 ベジタリアン、ヴィーガンで体を壊す彼らは、実は自分の体が不調なのを感じ取れない「頭だけの食事になっている」可能性があるな、とも思っています。また、純粋に栄養の知識がないのだと思います。

 人の体ってざっくりと、水と塩と脂とタンパク質と糖(細かくは、ビタミンミネラルと続きますが)。塩(天然塩)はないと、精神伝達とか電気信号の元になりますしね。塩水は電解質で電気を通します。砂糖水はそうでないので電気は通しません。そのため、個人的に「幽霊見えます」かつ「精神的に弱いです」って人は甘いものばっかり召し上がってるかも(とくに後者の弱い方は…)、と、そういう方の食べ物をまずはチェックしているときがあります。体内の電気伝達が科学的に弱そうとも、感じるからです。

 それから、タンパク質が動物性か植物系かなんてのも、肉でも大豆でも、胃の猛烈な胃酸(胃酸pH1.5~2.0、レモン:pH2.5より酸性)で、溶かされて分子レベルで再吸収して細胞内で再合成されるだけですから。正直なところ、どっちでも大丈夫でしょうね……。

 そういえばコラーゲン鍋って流行りましたけど、コラーゲンも同様に胃酸で溶かされ分解され、体の中で再合成されるので、本当は体のどこに使うかは、あなたの意識ではなく(想念というのが無きにしもあらずですが……)体細胞しか知り得ないです(良いビジネス案ではあるのですが……)。

2.穀菜食 Before(2006)→After(2019)

穀菜食になる直前の私

2006年

 多分、2006年夏。
 当時はショートカット。「次はバリカンですか? 手伝いますよ!」と、会社の後輩の女の子に言われる始末で、私も「次は丸刈りか」と、それが違和感ではない感じがしていました。
 のちに書きますが、陰陽でいうと、陽性に固まってガンガン動こうという気が満々なんですが、陽性過多に傾いている感じですね。この翌年に、体は完全にバランスをくずします。

 というのも、この時常に腎臓は悪く、肝臓も弱いですから。ただ、気力と気合いでやってたころで、持久力はなかったです。肉うどんと、チーズ、飲み物はロイヤルミルクティとか、カツ丼は好きでした。しかも、ラードで揚げたやつ。あれっておいしい(笑)。地元に、豚骨ではなく牛骨ラーメンというご当地ラーメンがあって、それもご馳走でした。

 2019年現在、あの頃より、できることも増えたので、体に無理のない動かない仕事ばかりになっていますけど。

もし、“私の食”が正解なら

2019年現在

 私が本当に、食で成功しているとするなら、一つの基準点としては「長生きする事」かとも思います。しかしまだ、「往生しました」という年齢にないので、ここは答えになってなくて申し訳ないんですが(笑)。何かの参考にはなるかなとは思っています。
 ただ、人生は長く生きるのだけが良いのか、と問えば、「そうでもない」とあなたも答えるはずなのでね……。

 そんなこんなも、「穀菜食」のカテゴリーでは書いていきます。