猛暑の続く東京都内で
7月20日のこと、猛暑が続く東京都内で、次のミーティング場所までの移動を次のように考えていました。
「なるべく日に当たらない、
地下で済む移動方法を…」
何しろ酷暑で、日に当たる消耗をしたくない……ということで、あれがこうきてあっちに行ってと、昼間、久方ぶりに銀座駅地下道を行きました。
…すると、目の前に、4、5個荷物を抱えた小学生が、
荷物をズルズルいわせて、帰路についていました…。
え……?
…なぜ、そんなに一遍に荷物を?
…なぜ、そんなにたまったの?
…なぜ、その時間に?
…てか、ここは銀座(笑)
とか、大人の私は思ってしまったのですが、良く考えたら、この日の翌日から、夏休みなんですよね。朝はときどき早く行ってカフェに陣取っていた私は、お父さんに連れられて通学途中だったりする小学生の姿を見ていました。
おそらくこの彼は、持って帰らなきゃいけない荷物をなんらかの理由でためにためた上に、無理やり持って帰ってただろうと推測されるわけですが。
根拠のない自信
……先読めよ(笑)
でも、できないんだよね(笑)
昔、小学生の荷物を手伝ったことがあったなと思い出しました。その小さな彼は、1年生くらい。あまりに自分の荷物が重いので(水着の入ったものを抱えていたから、水着の入れ物が水で重たくなって)へたり込んでいました。その子に、荷物の持ち方を教えてたら、復活して立ち上がりました。
でも、この銀座の子の場合は、この比でないのは見て明確なので、私としては、彼はそっと見るべき存在。彼は荷物を持ちかえるという使命を全うせねばならんのです。
ビジネス的に思うと、
・「ギリギリでも大丈夫」という根拠のない自信
・無理かも、というところで、やりとげるというエネルギー
(多分、あきらめずに、おうちまで帰ったと思うので)
この二点において、大変素晴らしい素地の持ち主だと推測されるので、私としては絶賛したい人物であるのですが(笑)
精神世界的には、
身体で覚えるタイプかと思うので、そっとしておく。
学び終わったら、次に動けますからね(多分)。
だからその、あんまり怒らないでね、お母さん…。